 T-004 超絶技巧手刺繍タペストリー・貴婦人と一角獣 ￥200,000（送料込み） |
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フランスのアンティークマーケットで見つけた精緻なステッチの大きな刺繍タペストリーです。 貴婦人と一角獣シリーズの最後の6枚目、「我が唯一の望み」です。 バーンと大きく飾られていて、うわ、これは何？とマジマジと 見たところ、織りではない。 そしてすぐにもう一枚ご紹介している、囚われのユニコーンと同じ手法の全面を埋め尽くす縦のステッチと 判明しました。 このサイズで・・・。 「ドクターが所有していた物なんだよ。」と売り手が言います。 おそらく特注で作られたのか。 実はもう一枚、オービュッソンを手本とした風景のタペストリーがありましたが、とても2枚は無理でしたし、もう心はこの1枚で完全に舞い上がっていました。 ゴブラン織りでは表現できないオリジナルの平面的で絵画的な印象、そしてハーフクロスステッチにしてしまうとどうしてもモザイク性が強くなってしまう。 織りの質感を出すには やはりこの縦に走らせるステッチが一番なのでしょう。 もちろん細かさが要求されます。 ペン先との比較をご覧ください。 この大きな作品の全面が このステッチで埋め尽くされています。 時々広げて見るだけでため息が出てしまう作品です。 上下にタペストリーとして安定するように木のバーが固定されていましたが、それが付いているとサイズオーバーでFEDEXでしか送ることが出来ず、送料がとても高くなってしまうので、外しました。 外して良かったです。 たくさんの釘で打ち付けられていたのですが、釘が錆始めていて、このままだと布に影響が出たことでしょう。 釘を抜いた後のホールで、ステッチにごく近いものは念のために針を入れて補強しました。 表面には一切響いていません。 飾る時にはやはりタペストリー用の装飾的な棒を通して飾るのが一番ふさわしいと思います。 全体として特に目立つダメージはありません。 土台の生地の感じから、決して最近の物ではないことがわかります。 経てきた年月を考えるととても良い状態です。 170cm x 137cm ≫商品のお問い合わせ |
