L-324 フランスアンティーク・ノルマンディーホワイトボネB ¥22,000(送料込み)

フランスアンティーク・超絶技巧手刺繍タペストリー
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フランスのアンティークマーケットで見つけたアンティークノルマンディー地方のホワイト手刺繍とレースのボネです。

おそらくどこかのお屋敷にしまい込まれていて、今になって出てきたのではと思います。 こんな美しい形のまま残っているのを見ることはありませんでした。  フォンドボネを縫い込んだノルマンディーレースはとても有名ですが、ショップで数点の美しいボネを見つけて、そのルーツはこういったボネだったのだということがわかりました

そして更に感嘆したのは、細かくギャザーを寄せたヴァレンシエンヌレース。 かっちり糊付けされて、ボネの庇部分の縁をかざります。 こんな素敵なボネ、しかも白だから、きっとウェディング関係だったのだろうと思ったら、1900年代はじめくらいまでは フランスの地方では女性がボネを被るのが当たり前で、マストアイテムだったそうです。 そして、階級差や経済力によって、被るボネが違いました。  こちらのボネは地方の富裕層の物。 農民は飾り気のない布のボネで、ミレーの落ち穂広いの女性が被っているような物。 今のファッションならこちらの 方が支持を得ますね。

こちらのボネは、たくさんの花のパターンが手刺繍されています。 買った時の説明で、 これはどうやらお嫁入り道具のひとつだったようです。 後頭部の7つの花は、結婚する女性に求められる7つの美徳だそうです。  今の時代ならハラスメントと言われそうですが(笑)

全体としての状態はとても良いと思います。 画像でご確認いただけるように、 レースに小さなブレイクと、生地に褐色のラインが少し入っていました。 100年を超える華奢なボネとしてはとても良い状態です。

size 採寸は難しいですが、紐で大きさ調節が出来ますからフリーサイズです。

        

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