L-259 フランスビンテージ手織りオービュッソンタペストリー Sold |
フランスのオークションで手に入れたビンテージオービュッソン織りのタペストリーです。 オービュッソン織りはシャトーオークションで見てからずっと憧れていました。 スウェーデンのフレミッシュ織りやトルコキリムと同じ手法です。 織りというより、縦糸を針ですくいながら横糸を縫い込んでいくような手法で、それこそ気が遠くなる作業です。 まだ幾何学的なまっすぐのラインの図案ならわかりますが、細かな色変えと曲線を描いていくというデザインはもうとてもどのような作業だったのか想像がつきません。 こちらのタペストリーは縦糸は麻で横糸はウールです。 しかしとてもがっしりしたウールのようで、最初に触った感じはまるで麻でした。 1940年代前半にオービュッソンで作られた作品だそうです。 中世のタペストリーに描かれた咲き乱れる花々のことをMille Fleures(千の花)と呼びますが、そのイメージで織り上げられた作品です。 作者のイニシャルも下の隅に織り込まれています。 裏生地がついて更に壁面に飾れるようにフックがずらりと付けられています。 ワイヤーを張ってひっかけることが可能と思われます。 とてもアパルトマンの壁面に自力で掛けることはできず、ベッドの上で撮影しました。 高さがあるために大きな吹き抜けスペースなどにディスプレイしたら圧巻だと思います。 目立つダメージのないとても良い状態です。 問題なくディスプレイできます。 size 126cm x 228cm |