3N3M3m フランスアンティークプリントタペストリー貴婦人と一角獣・フランスの至宝


L-322 フランスアンティークプリントタペストリー \33,000(送料込み)

フランスのプリントタペストリー貴婦人と一角獣
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フランスのアンティークマーケットで見つけたプリントタペストリー、貴婦人と一角獣シリーズの聴覚のデザインです。

パリのクリュニー美術館(国立中世美術館)所蔵のフランスの至宝、貴婦人と一角獣の6連作のひとつ。 おそらくタペストリーとしては世界で一番有名なデザインではないでしょうか。 私はまだクリュニーには行っていないのですが、環境が整ったらゆっくりと行きたいと思っています。 

写真集や、ゴブラン織りの物などは目にしてきました。 もちろんゴブラン織りの物も美しいのですが、私はこのプリントの物が一番デザインをきれいに表していると思っています。 実は全く同じ物を私自身が持っています。 それは少し色褪せとシミがあるため、自分用としてベッドの上の壁面に飾っています。 来る人来る人が目に留めて感嘆してくださります。 

久しぶりにまた同じ物を手にしました。 メーカーが違いますが、版は同じです。 私が持っている物の方が新しいかと感じました。 私のはユニコーンとライオンの図案の細かい線が無く、もしかしたら原版が無くなったか、破損したのでしょうか。 素材は同じで、厚手のざっくりした麻生地にプリントされています。 この多色刷りを実現するのにどれだけの時間がかかったことでしょう。 着物の染めと同じ方法です。

ゴブラン織りの物も素晴らしいとは思いますが、どうしても違和感を感じたのが、もともとこういったタペストリーは綴れ織りなので、平坦なのです。 また、オリジナルは非常にサイズが大きいため、微妙な糸変えによってごく滑らかな曲線が描かれます。 それを縮小したゴブラン織りにしてしまうと、どうしても凹凸が強くなり、オリジナルの雰囲気と違ったものになってしまうからと思われます。 人物の表情などにも違和感を感じます。 また、刺繍作品になると更にモザイク感が強く、オリジナルとの違いを感じずにいられません。 その点、プリントではかなりオリジナルに近い線を描くことが出来ていると感じます。 大きさも程よく、室内インテリアとしては申し分ない1枚だと思います。

裏面は織りの粗いしっかりした麻生地で、壁面にかけられるように4本の鉄製の細いバーが縫い付けられています。 かなり古い物と思われ、やや色褪せ感がありますが、壁に掛けると全く違和感がなく、かえって馴染むように思えます。 また、こういった麻独特の匂いもあるのですが、しっかりと空気に晒したら消えていくと思います。 目立つシミやホールはありません。 美しいアンティークコンディションです。

size 幅85cm X 高さ115cm

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