![]() L-292 フランスビンテージゴブラン織り大判タペストリー ¥48,000(送料込み) |
フランスのアンティークサイトで見つけた、中世タペストリーの復刻版ゴブラン織りタペストリーです。 幅は2メートル近くあります。 剥がれた状態ですが、フランス産の証明シールもあります。 オービュッソンを知ってから、タペストリーにどんどん興味がわきました。 以前はベルギーのメーカーの現代もののゴブラン織りタペストリーを扱っていて、そのクオリティーの高さはよくわかっていました。 ゴブラン織りというとベルギーと思われる方が多いと思いますが、実はフランスなのです。 私もよくわかっていませんでしたが、ゴブラン織りという織りそのものはなく、フランスのゴブラン家が15世紀にタペストリーを手がけるようになって、ゴブラン織りという呼び方が生まれたようです。 当時の織り方はどうやらオービュッソンと同じ綴れ織りだったようです。 今ではゴブラン織りは、機械による多色糸によるジャガード織りをさすようです。 機械織りではあっても、その目の細かさでクオリティーの差がはっきりしていて、市販価格に反映されています。 中世の図案をあるお客様からのご依頼で探すようになってから、私自身がその時代の図案にはまってしまいました。 18世紀の図案も華やかで素晴らしいですが、朴訥とした風情の中世期の図案のほうがどこか日本人の感覚に馴染むと感じます。 こちらのゴブラン織りタペストリーは、フランス製なのですが、もうそのメーカーはなくなっているようです。 検索しても探せませんでした。 ミルフルール(千の花)をベースに、森に集う貴族の姿が描かれています。 細かい色替えで表現されているドレスや表情が印象深く、そして何よりそのサイズです。 普通日本で販売される物よりはるかに大きなサイズです。 横幅は2メートル弱。 今フランスに暮らしていて、タペストリーについての自分の認識がかなり変わりました。 一般家庭で壁面に大きく飾られるタペストリーがとにかく興味深いのです。 ある意味お部屋のリノベーションですね。 華やかな図案ですが、色には落ち着きがあり、日本でもこのタペストリーはしっくり馴染むと思います。 絵画と違って収納もしやすいので、数点を季節ごとにかけ替えたりもできるのがタペストリーの魅力でもあります。 上辺にはバーを通せるようにガロンがついていますので、カーテン用のおしゃれなメタルバーをご利用いただけます。 裏地付きで、色もくっきりとしていてダメージもなく、とても良い状態です。 目の細かさをアップ写真でご確認ください。 とてもクオリティーの高い、5sもある大判ゴブラン織りです。 size 幅195cm X 高さ135cm |