HL-101 ルーマニアビンテージ・イーラーショシュのテーブルセンター ¥4,800(送料込み)

ビンテージ手刺繍イーラーショシュのクッションカバー
画像をクリックすると、拡大写真がご覧になれます。


画像をクリックすると、拡大写真がご覧になれます。


ブダペストで見つけたイーラーショシュ刺繍のテーブルセンターです。

ブダペストではじめてイーラーショシュを見つけた時に、圧倒された感覚を今も覚えています。 戦後ルーマニアに併合されたトランシルヴァニア地方の刺繍です。 激動した時代の中で、完全に近代化から取り残された状態で、今なお近代化以前の暮らしがあると言います。 気候も厳しく、交通も発達していな土地で、それでも女性は糸で描く明るい空間を家庭内に作り上げていきました。 

使える色糸が限られていたからでしょう。 単色、特に赤いコットン糸が多用され、幾何学的な図案が発達します。 そしてまた、生地も自分たちで織らねばなりませんでした。 薄い生地は高級だったのだと思います。 厚手の麻生地はステッチをつなげていくのは難しそうで、そういった不都合な状況がこのなんともエネルギーのある独特のステッチを作り上げました。 ひと針ひと針進め、糸を押し整えていきます。 がっしりとしたロープのようなステッチは生地の厚さにも負けません。 出来上がった作品は、素朴で忍耐強く、そして人懐こく優しいと言われるこの地方の女性の特徴を良く表していると思います。

こちらのテーブルセンターはイーラーショシュのお手本のような作品です。 きれいに並んだステッチはほれぼれします。 ラインが非常になめらかで、それだけでも腕自慢の人の作品とわかります。 周囲はまつり縫いのあとにボタンホールステッチで仕上げられています。 バランスの良い美しい作品です。

赤の色が柔らかくなっていることからも、かなり古くて何度も水をくぐってきたものだと思います。 これは年代を経た作品の魅力です。 探してわかる程度のスポットがあります。 目に付くダメージはありませんが、トランシルヴァニアから出てきた物は日々の生活で利用されていたものがほとんどですので、今に至る歴史を楽しんでいただければと思います。

size 38cm X 45cm

≫商品のお問い合わせ